デジタル・トランスフォーメーションはAPI化から始める

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IoT, FinTech, など、既存のビジネスモデルから新たなビジネスモデルへの変革が迫られている。
そしてこの変革(トランスフォーメーション)にはデジタル化、つまりITを活用が必ず伴う。
では、このデジタル・トランスフォーメーション(DX)は、どのように進めたら良いのだろうか。



自社に保有している情報資産

各企業は伝統的に蓄積してきたデータ資産がある。金融、製造、物流、小売業界それぞれが様々なデータを持ち、基幹業務システムの中で維持更新してきた。これらの情報を屈指して新たなサービス、ビジネスが考えられないかを考える。自社の強み、優位な点を際立たせるのである。

自社で保有していない情報

既に保有している情報は、同業他社も似たような情報を持っている。情報が同じならそれを活用する新たなビジネスも差別化がしにくい。そこで新たなビジネスモデルに必要な情報をどこからか集める必要性が出てくる。つまり、既に保有している情報と、新たに集める情報を掛け合わせ、新たなビジネスモデルを作るという「マッシュアップ」である。 この場合、新たに集める情報は、いまの業種・業態の垣根を越え、異なる業種に参入する勢いで取り組まなければ、差別化できる情報は得られないだろう。まずはビジネスモデルのデジタル・トランスフォーメーションが不可欠である。

デジタル化は、まずAPI化

既存の情報資産を活用し、新たな情報を収集するためにはWeb APIが利用できる。Application Programing Interface (API)をWeb (http)を介してやり取りする。既存のバックエンドシステムと外部との情報交換をWeb APIで行い、新たに収集する情報も、IoTデバイスやモバイルアプリからWeb APIを介して収集する。情報システムのデジタル・トランスフォーメーションは、サービスの単位でWeb API化し、すべてを作りこまず、APIコールの取り決めをはっきりさせるのである。「こう聞かれたら、こう返す。」というAPIの取り決めを守っていれば、そのAPIの後ろで動くプロセスをどう変更しようと、全体に影響を与えない。まずは1から10まで作り込んで来た既存の情報システムを、サービス単位でWeb API化し、疎結合にするところから始めてはどうだろうか。もちろん一機に更改するのではなく、新たに始めるビジネスモデルに必要な部分から取り組む。

次ページでは、APIを利用する上で課題となるいくつかの点、特にモバイルアプリがWeb API でバックエンドと通信する際に、ゲートウェイを介することでどのように解決できるかを解説する。

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